「触手」アダルト動画の「触手」というジャンル

アダルト動画で国内外で評価を受け、アダルト動画で「触手」というジャンルが誕生したのは、淫獣学園 La☆Blue Girlや淫獣学園、妖獣教室で有名な前田俊夫さんの作品で、1987年の超神伝説うろつき童子以後ブームとなる触手アダルト動画アニメの先駆け的作品で、海外(主にアメリカ合衆国)で話題となった。初期三部作は漫画版をほぼ忠実にアニメ化した作品だが、完結後に制作された『魔胎伝』以降は、初期三部作の途中から分岐させてアニメ独自にその後の世界を描いた、スピンオフシリーズである。
企画と監修には、SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを築いた西崎義展と山本暎一が参加。キャラクターデザインを初めとする作画スタッフには、ロボットアニメ『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』を支えた面々が多数参加している。声優陣は天邪鬼役の西村智博やミュンヒハウゼン2世役のデーモン小暮を除いてほぼ非公表だが、企画者の代表的な作品や当時のTVアニメ作品などでよく聞かれる面々が主であり、作画スタッフと共に話題となった。
当時はアダルトアニメに関しての規制が曖昧だったこともあり、21世紀現在では到底不可能と思われるような性器の描写がある。また、特に初期三部作は一般作品と比べても遜色のないほどのクオリティを誇る。全編を通して描かれるグロテスクなシーンは元より、『超神誕生編』では魔人による明美凌辱、尾崎と彼の取り巻き少女3人による4P、覚醒しかけた南雲による看護婦強姦、『超神呪殺篇』では魔人の力を手に入れた仁木による女不良達凌辱、下等魔物による恵凌辱、そして『完結地獄篇』では完全覚醒を始めた南雲に凄まじい快感を与えられながら上り詰めていく明美…と、アダルトアニメとしての見所も、枚挙に暇が無い。そういった見せ場では平常時以上に力が入る作画(覚醒で姿が変わる南雲は元より、普通の人間である明美ですら頭身やプロポーションがより大人びたものと化す)も、後年に渡って高評される元となった。